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タイタンラビットアイ

ラビットアイ系№1特大サイズ、食味も極上の美味しさ
収穫時期 7月上旬~7月下旬
果実サイズ
甘味レベル
酸味レベル
育てやすさ
収穫量
栽培開始時期 2017年
栽培本数 8

【総評】

ラビットアイ系では最大サイズを誇る新品種(パテント品種)。サイズだけではなく、食味もフルーツ感があふれて極上の美味しさ。残念なのは、雨に弱くて、すぐに裂果してしまうところ。

 

【サイズ・美味しさ】

サイズはラビットアイ系では№1の大きさ、特大サイズ。ただノーザンハイブッシュ系のチャンドラーには劣る。ラビットアイ系ではタイタン→ウィトゥ→コロンブスとマルの大きさの順。ラビットアイ系ではこの3品種は特大サイズと言っていいだろう。

美味しさも極上。食感がパリッとしていて、食味は桃のような、とてもフルーティーな味わいでお客様からも好評。当たり前だが大粒なので食べ応え抜群。チャンドラーもタイタンも大粒=極上の美味しさ、という両方を兼ね備えていて頼もしい存在。

 

【収穫量・育てやすさ】

収穫量は多い。ラビットアイ系として標準的な収量。

育てやすさは、まだ確信をもって言えない。ロットによるかもしれないが、最初に導入した10本は、すべて生育不良で消えた。そのあと再挑戦した10本のうち8本は元気に育って、樹勢も旺盛。ただ、ティフ、ブライト、パウダーのように安心して育てられる品種ではない、、というのがいまのところの正直な評価だ。

あと雨にはまったくダメ。にわか雨程度でもあっさり裂果してしまう。7月が成熟期になるので、7月に雨が多い年はまったく良さを発揮できないどころか、そもそも大粒で目立つ存在のタイタンが裂果しているのは、無残というか、ああ無情、と感じてしまう。雨除け設備があるなら、その中に避難させた方が無難。

系統は違うが、最大サイズを誇る品種にノーザンハイブッシュ系のチャンドラーがあるが、チャンドラーは雨で裂果しない分、両者を比較するとチャンドラーに軍配が上がる。

 

【収穫期】

6月下旬から始まり、ラビットアイ系では先頭バッター候補。ブライトウエルよりも1,2日早い。

 

【最後に】

育てやすさに若干の不安はあるが、大粒で美味しい点は期待できる品種。ただこれだけ雨に弱いと露地栽培を主体にする生産者にとっては、本数を増やしずらい厄介な品種とも言える。2019,2020年と2年連続で、この地方の7月の降水量が記録的に多く、まったく本領発揮できていないのが残念で仕方ない。

 

 

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