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ウィトゥラビットアイ

甘くて大粒で食べ応えあり、雨に弱いのが難点
収穫時期 7月上旬~7月下旬
果実サイズ
甘味レベル
酸味レベル
育てやすさ
収穫量
栽培開始時期 2012年
栽培本数 15本

【総評】

ニュージーランド産の甘い大粒品種。雨に弱く、熟期の7月に雨が多いと本領発揮できない。

 

【サイズ・美味しさ】

サイズは大粒。ラビットアイ系では最大サイズで豊産性でありながら大粒なのは魅力。

美味しさは、酸味はほとんどないが、糖度も高く甘くて美味しい。大粒、甘い、生育旺盛が長所で素晴らしいのだが、難点は雨に弱いところと、種が大きいこと。果実をほお張ったときに「ジャリっ」というザラザラ感が少し気になる。一般的にラビットアイ系はハイブッシュ系に比べて「果実の皮が厚く、種が大きい」と言われているが、ほとんどのラビットアイ系でそれを感じることはない。ただウィトゥに関しては、皮は柔らかくて問題ないが、種のザラザラ感は否めない。と種の大きいことを強調して書いたが、それが致命的な欠点ではないので、さほど心配することはない。問題は後述する「雨に弱い」点だ。

 

【収穫量・育てやすさ】

収穫量は多い。大粒でありながら多いので頼もしい。
育てやすさは、問題なし。2012年に15本栽培してみたが、1本も枯れずに元気に育っている。問題は「雨に弱い」ところ。雨に弱く裂果する品種の傾向として、房なりする品種が挙げられるが、この品種は写真のように房なりせず、果実は混みあっていないので、当てはまらない。

この農園で栽培している品種群の中で、「雨には最弱」という評価をしている。たとえば、雨に弱い品種といえども30分程度のにわか雨なら裂果はないが、このウィトゥは見事に割れる、それほど弱い。だから翌日が雨予報なら摘み取ってしまった方がいい。2019,2020年と2年連続で7月の降水量が記録的に多く、この品種はまったく本領発揮できないのが残念。

 

【収穫期】

6月最終週から塾期。クライマックスプレミアと並びラビットアイ系の先頭バッター。

 

【最後に】

果実の成り方や形状などを見ていると、同じニュージーランド産のプレミアとよく似ている。熟期も同じだ。何度も書いているが、種のザラザラ感は大きな問題ではないが、雨に弱いのが本当に残念。

(1995年 ニュージーランドで発表)

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