ガルフコーストサザンハイブッシュ
収穫時期 | 6月中旬から7月上旬 |
果実サイズ | |
甘味レベル | |
酸味レベル | |
育てやすさ | |
収穫量 | |
栽培開始時期 | 2018 |
栽培本数 | 2 |
【総評】 2022年に新規追加の品種
樹勢が強く育てやすい。ほんのり甘く味わいもいいが、雨による裂果がある。全体的には地味な存在の品種。
【サイズ・美味しさ】
サイズは中粒。
美味しさは、ほんのり甘くサザンハイブッシュ系らしい食味といえるが、美味しさランキングに入るような人気品種とはいえない。
【収穫量・育てやすさ】
収穫量は安定して中程度。
育てやすさが、この品種の最大の特長。園芸店で2本ばかり買ってきて、ほったらかしの状態で育ててみたが、見事に立派に生育した、この点は特筆すべき点だ。育てやすさだけにスポットを当てれば、サザンハイブッシュ系ではジュエル、シャープブルーと御三家といえるかもしれない。
(2022年追記)
育てやすいと思っていたが、実を付けたら1本は枯れてしまった。なかなら評価が難しい品種と言える。
ただ残念なのは、サザンハイブッシュ系にもかかわらず、雨による裂果が見受けられる。成熟期がちょうど梅雨のど真ん中の時期なのでこの点は大きくマイナス。サザンハイブッシュ系で裂果があるのは、オニール、スター、リベールだが、この3品種は美味しさが抜群でかつ極早生品種なので、微妙に梅雨入り前が盛りの品種。この点でガルフコーストは大きく劣るといわざるを得ない。
【収穫期】
マグノリアとほぼ同時期。
ブルーレイの2,3日あと、レガシー、サミットの2,3日前。オープン2週目は間に合わないが、3週目4週目の品種。
【最後に】
当園で栽培実績はないが、クーパーと兄弟品種になり、同じ年に発表された。ホームセンターや園芸店でよく見かけるので、2本購入してみたがが、上述の通り栽培するメリットが少なく、本数を増やす予定はない。
(1987年 ミシシッピで発表)