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デライトラビットアイ

育てやすさ・美味しさとも最上級グレードの最晩成品種
収穫時期 7月下旬~8月下旬
果実サイズ
甘味レベル
酸味レベル
育てやすさ
収穫量
栽培開始時期 2019年
栽培本数 4

■暫定版■
収穫して3年未満のため、随時追記、変更していきます。

【総評】

育てやすさ、美味しさは文句なし、いまのところ欠点が見当たらない。シーズン最終盤を彩る主力品種になる期待大。

 

【サイズ・美味しさ】

サイズは中粒~大粒。デライトの最大の長所は、美味しさ。フルーティーな食味でフルーツ感を堪能できる。味わいとしては、マスカットの味わい。ラビットアイ系は、まったり甘い品種が多い中で、デライトは微妙な酸味があるからなのか、スッキリした味わいで口当たりがとてもいい。同じ最晩成のバルドウィンもフルーティーな食味だが、デライトの方がフルーティーさがより強い。

 

【収穫量・育てやすさ】

収穫量は、ラビットアイ系の標準的なものだと想定しているが、まだ未知の部分が多い。

育てやすさは文句なし。苗木の段階から勢いよく育ってくれる。脱落して枯死する株もほとんどない。まだ栽培開始して間もないので、長期的に丈夫に育つかはわからないが、ラビットアイ系なのでおそらく心配ないのではないか。

 

【収穫期】

2022年は各1,2日程度の違いでしかないが、デライト→ラヒ→ディソットの順で一番果が出現した。この点からも最晩成種として期待できる。ラヒは若木の頃は、最晩成ではなかったが、年を重ねるごとに熟期が遅くなり最晩成となった。デライトも同じような経過を辿ってほしい。

8月お盆過ぎから観光農園のシーズン最終盤に入るが、2022年は90%がラヒ、残り10%がバルドウィンという偏った品種構成になってしまった。新たに導入したディソットとデライトに最終盤を彩る品種としての期待が大きい。

 

【最後に】

ディソットとデライトは、シーズン最終盤のバリエーションを増やすという意味合いで導入した品種だが、デライトの方が潜在能力の高さを感じる大物感がある。シーズン最終盤にラヒバルドウィンメンデイト、ディソットそしてデライトが加われば強力な布陣になる。

 

 

 

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