8

ディソットラビットアイ

シーズン最終盤を彩る品種
収穫時期 7月下旬~8月下旬
果実サイズ
甘味レベル
酸味レベル
育てやすさ
収穫量
栽培開始時期 2019年
栽培本数 13

■暫定版■
収穫して3年未満のため、随時追記、変更していきます。

【総評】

ラビットアイ系のオーソドックスな品種という特長か。シーズン最終盤を彩る品種になることを期待。

 

【サイズ・美味しさ】

サイズは中粒。まだ収穫初年度でハッキリわからないが、意外にスッキリした甘さではないかと想定している。シーズン最終盤は、ラヒをはじめとするまったりした味わいの品種が主体だが、もしスッキリした甘さであるなら存在感は増す。果実の硬さなど品質的にも問題はないのではないか。

 

【収穫量・育てやすさ】

収穫量は、ラビットアイ系の標準的なものだと想定。

育てやすさに特段の問題はないが、樹勢が強く生育旺盛とはいえない。意外に生育がモタモタしていて、ゆったり生育していくイメージ。同じ年に栽培開始したデライトの方が樹勢が強く、生育旺盛で明らかに育てやすい。

 

【収穫期】

まだ収穫初年度ゆえ、ハッキリしたことはわからないが、一番果としては最も遅く色づいた。2022年は各1,2日程度の違いでしかないがデライトラヒ→ディソットの順で一番果が出現した。この点からも最晩成種として期待できる。

8月お盆過ぎから観光農園のシーズン最終盤に入るが、2022年は90%がラヒ、残り10%がバルドウィンという偏った品種構成になってしまった。新たに導入したディソットデライトに最終盤を彩る品種としての期待が大きい。

 

【最後に】

ディソットとデライトは、シーズン最終盤のバリエーションを増やすという意味合いで導入した品種。デライトは美味しいという評価を多く耳にする一方、ディソットにはその評価は聞かない、という意味でデライトに比べると存在感は薄いが、存在価値は十分あると考えている。

 

ラビットアイ

前の記事

マル
ラビットアイ

次の記事

デライト