猛暑に強いランキング ~ブルーベリーの品種なんでもランキングVol.7~
最近は、夏は当たり前のように猛暑になる。特に梅雨明け後は35度になるようなことも多く、暑さに強い品種選びが重要だ。
ハイブッシュ系は基本的に梅雨明け前に終わってしまうので、ここでは梅雨明け後が最盛期になるラビットアイ系の猛暑に強い品種を選んでみた。
ラビットアイ系は、基本的には暑さに強く、暑さで生育が弱ることはほとんどない。その点は品種間で優劣は感じられない。ただ果実品質は明らかに優劣がついて、猛暑に強い・弱いがハッキリ出る。
猛暑に弱い品種は、10日以上雨が全く降らずに35度近いような暑さが続いたときに、果実が柔らかくなるか、シワシワになる(下の写真参照)。逆に強い品種は、1か月ほど猛暑が続いても、果実は硬く、優良な果実品質を長期間維持できる。
■猛暑が続いてシワシワになった様子
干しブドウのようになってしまう。
見た目は悪いが、甘さが凝縮されていて美味しい。ただどうしても商品価値はなくなる。
【猛暑に強いラビットアイ系】
下記ランキングされた品種をご覧いただければわかるように、ティフブルーの血を受け継いだ品種は暑さに強いと言えそうだ。
また当たり前といえば当たり前だが、長期間果実品質を維持できるということは、ブルーベリー狩りも長期間に渡り楽しめるということ。熟期が長いといえる品種だ。
1か月以上もの間、猛暑に耐えられるのはこの品種以外にはない。
1位のティフと同じくらい猛暑に強いが、ティフほど長持ちはしない気がする。
最晩成で梅雨明け後が最盛期だが、暑さには負けない。
1か月たっても結構美味しい果実が残っている。
こちらも熟期が長く、長い間硬い果実が楽しめる。
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