8

ホームベルラビットアイ

小粒だが、酸味なくて甘い初心者向け、家庭栽培に適す。
収穫時期 8
果実サイズ
甘味レベル
酸味レベル
育てやすさ
収穫量
栽培開始時期 2009年
栽培本数 3

【総評】

1962年に日本に導入された「ラビットアイ御三家」のひとつ。育てやすさ抜群、小粒だが甘くて美味しい。ご家庭で地植え、鉢植え栽培するには最適で初心者向け品種といえる。

 

【サイズ・美味しさ】

サイズは小粒。果実はブルームが少なく、黒っぽい。見た目はメンデイトによく似ている。

美味しさについては、ブルーベリー狩り初心者にとっては意外に好評。ラビットアイ系は成熟初期は甘さがのってこないのが通常だが、ホームベルは、最初から結構甘い。完熟時には相当な甘さになる。だからブルーベリー狩り初体験の方にとりあえず食してもらうには最適かもしれない。

これは私個人の主観的な感想だが、「ただあまりにも酸味がない。表現が難しいが『ただ甘いだけ』というイメージで、味に深みがないので、飽きるのも早い」と感じる。だから観光農園経営のプロ農家としては、あまり好みの品種ではなく、3本を栽培しているに過ぎない。

お客様が飽きずに本当に美味しいと感じるのは、微妙に酸味があり、何が味に特長があるもの、たとえば「ラヒは生クリームのような味、タイタンは桃のような味」みたいなものがないとお客様を虜にしない、、、これが私の持論だ。

ただ、特徴のない甘さではあるが、観光農園のバリエーションとしては導入してしかるべきだと考える。

 

【収穫量・育てやすさ】

収穫量は中程度からやや多い。

育てやすさは、まったく問題なく育つ。この品種は挿し木するには最適な品種で、ホームセンターや園芸店の果樹苗木コーナーには必ず置いてあるほどポピュラーだ。また家庭栽培に向いていて、地植えでも鉢植えでもよく育つ。我が家の庭にも地植えでホームベルが4本植えてある。何のケアもせず、ほったらかしだが、10年ほど元気に育っている。小粒で種のザラザラ感は気になるが、とりあえず甘い。

(2022年追記)
鹿児島の老舗ブルーベリー観光農園を訪れたが、34年物のホームベルが元気に育っていた。育てやすいことは間違いない。

 

【収穫期】

7月中旬から

 

【最後に】

この品種は、長所は多いが、どうも初心者・素人向きなイメージが強く、本数を増やす気になれなかった。だから写真もほとんど撮っておらず、1枚しか残っていない。挿木には最適で、以前は挿木で苗木に仕立ててお客様に販売していた。素人のお客様にとっても育てやすく甘い品種なので向いているはず。

(1950年 ジョージアで発表)

 

 

 

ラビットアイ

前の記事

ティフブルー
ラビットアイ

次の記事

コロンブス