サウスムーンサザンハイブッシュ


収穫時期 | 6月中旬から7月上旬 |
果実サイズ | |
甘味レベル | |
酸味レベル | |
育てやすさ | |
収穫量 | |
栽培開始時期 | 2022 |
栽培本数 | 9 |
■暫定版■
収穫して3年未満のため、随時追記、変更していきます。
【総評】
美味しさは特筆すべき格別な美味しさ。「美味しさランキング」入りは間違いない。
【サイズ・美味しさ】
サイズはギリギリ大粒に属する、特別大粒というほどではない。
前述の通り美味しさは最高級だ。表現が難しいが甘味酸味のバランスが絶妙で深みのある極上の美味しさ。「美味しさランキング」という人気ページがあるが、改訂してサウスムーンをランクインさせる予定。
まだ初年度なのでハッキリしたことはいえないが、果実品質が短い(劣化が速い)ような気がする。要するの「硬い→柔らかい」のスピードが速い気がするので早めにお客様にお披露目したり収穫する方がいいかもしれない。この辺は同時期のサミットと似ていて果実品質が劣化するのが早い。
【収穫量・育てやすさ】
樹勢はある程度強くて、収穫量もある程度期待できる。樹勢が旺盛なオーゼキブルーやメドーラークのように収穫量が少ない、ということはなさそうだ。
10本導入して1本だけ枯れたが、この農園では今のところ生育が難しいとは感じていない。ただ土壌適用性が低くコンテナ栽培に向いていると聞いているので、土耕栽培には向いていないかもしれない。この辺は極上の美味しさのスパルタンと似ているかもしれない。
【収穫期】
カタログ上は晩生になっているが、意外に早く熟す。同じ年デビューの晩成種カミールと比べても速い。うちの晩生ゾーンに配置されているブルーレイ、レガシー、サミットなどと比べても明らかに速い。このためハイブッシュ系晩生→早生にゾーン変更、配置換えをした。
【最後に】
美味しさは格別だ。公式通りに行くと「美味しい=生育が困難」となるが今のところ大丈夫。しかし今後どうなるかわからないので、細心の注意を払って見守りたい。大関ナーセリーのパテント品種。
(フロリダ大学育成)