アラパハラビットアイ
収穫時期 | 7月上旬~7月下旬 |
果実サイズ | |
甘味レベル | |
酸味レベル | |
育てやすさ | |
収穫量 | |
栽培開始時期 | 2019年 |
栽培本数 | 10 |
■暫定版■
収穫して3年未満のため、随時追記、変更していきます。
【総評】
際立った特長はないが、育てやすさ、収量、美味しさなどどれをとっても合格点。同時期のブライトウエルと類似した印象。
【サイズ・美味しさ】
サイズは中粒。同時期にタイタン、クレイワーというラビットアイ系最大サイズのブルーベリーと同じラインナップになるので、どうしても地味な印象をぬぐえないが、サイズ的には標準的なラビットアイ系のサイズ。
美味しさはラビットアイ系らしい十分な甘さが特長。種のザラザラ感がなく口あたり良好。
【収穫量・育てやすさ】
収穫量は多収性で期待できる。ブライトウエルのように毎年安定的に長年多収性を維持できかは、まだわからない。
樹勢はとても旺盛で、育てやすい。同時期のタイタン、クレイワーに比べても育てやすい。苗木10本購入してすべて元気に生育している。
あと長所として、雨による裂果にとても強い。パウダーブルーほど強いかどうかは、まだわからないが、素質は十分。熟期が梅雨後期で雨量が多い時期だけにこの特長は有難い。冒頭の総評で「際立った特長がない」と書いたが、雨に強いところがもっとも際立った特長かもしれない。
【収穫期】
6月下旬から始まり、ラビットアイ系では先頭バッター候補。タイタン、クレイワー、ウィトゥ、クライマックス、プレミア、ベッキーブルーと同時期だが、色づき始めると一気に全体が熟し始める感じで、スピード感あり。ちなみにブライトウエルよりも2-3日早いイメージ。
【最後に】
同時期にタイタン、クレイワー、世界標準品種のブライトウエルが存在するので、どうしても地味な印象にならざるを得ない。しかしながら雨による裂果というラビットアイ系の短所も含め、ほぼ欠点の無い品種なので、主力品種にはなり得ないが、バリエーションのとして加えたい。