サファイアサザンハイブッシュ

■暫定版■
収穫して3年未満のため、随時追記、変更していきます。

【総評】

樹勢が強く頼もしい生育だが、その分収穫量は少ない傾向。サイズは中粒。食味は甘くて美味しい。

 

【サイズ・美味しさ】

サイズは中粒。大関ナーセリーのカタログには大粒となっているが、間違いではないか。大関のカタログを見ると大半が大粒といなっている。随分な過大評価といえる。ただスノーチェイサーほどの小粒でもない。まさに中粒。

甘くて美味しい食味だが、いまひとつ印象に残るような食味ではない。むしろ酸味がもう少し効いてほしい感じだ。

大関のカタログに「観光農園に向く」と書いてあるが、この意味が不明。粒が小さいから出荷には向かないという意味、それとも書くことがないからなのか不明。

 

【収穫量・育てやすさ】

大関ナーセリーにありがちな「樹勢が強い＝収穫量が少ない」がまさに当てはまる品種。
樹勢はとても強い。同じ年デビューのオーゼキブルーやメドーラークと同じくらい強くて逞しい。

樹形はオーゼキブルーやメドーラークと異なり、縦横バランス良いく生育する。

 

【収穫期】

早生系ではあるが、一番果候補ではない。一番果候補から数日は遅れる感じ。ニューハノーバーよりも少し前に来る。従ってオープン週も間に合うが、2週目に本格化する。

 

【最後に】

トライアルとして2本だけ栽培してみたが、収穫量が少ないことを除けば合格点。十分に観光農園の適正があるので、来年以降もう少し本数を増やしてみたい。大関ナーセリーのパテント品種。

（フロリダ大学育成）