脱サラして更地から作り上げた、我が子同然のブルーベリー農園の歩みです。

井戸堀り
2006.10~11

ブルーベリーは水が大好き、水の確保が先決と井戸掘りから始めました。当初ボーリングで50m掘る予定が5mで岩盤に当たり断念。もうダメかと諦めかけましたが、急遽手掘るに変更。Φを大きくして6mまで掘り進んだ結果何とか水量確保に至りました。

こんな感じでご夫婦での連携作業です。おじさん、おばさん本当にありがとうございました。助かりました。感謝しています。

水量が十分ではないため貯水タンクも併設しました。

ブルーベリー工事 
2006.11~12

給水設備を入れる物置を設置

資材が九州から届きました。それにしても10tトラックがよくここまで入ってこれたものです。

まずは地ならし、整地。

防風ネット用の単管をユンボで打ち込んでいるところです。石が多くて苦労しました。

給水用のパイプを地面に埋め込んでいるところ。

除草作業軽減のため防草シートを一面に張りました。

ポットと培地の配置が完了。

1100本の苗木が到着。環境に早くなじむように早く定植してやらないと。

一家総出で定植。一日では終わらずに二日がかりの作業となりました。

支柱とビニールひもは風ゆれ対策です。

久留米ブルーベリーの村を家族で訪問 
2007.8

いつもお世話になっている久留米の「ブルーベリーの村」にお邪魔して観光農園のノウハウを勉強させてもらいました。

早くこんなに大きくなってほしいものです。

施設もとってもおしゃれです。

ブルーベリー定植1年後の様子
2007.10

定植1年(正確には10ヶ月)でここまで大きくなりました。

ラビットアイ系
みんなご苦労様、冬はゆっくり休んでね。

これはハイブッシュ系、ちょっと小ぶりです。

屋外付帯設備工事
2008.2~4

2月末いよいよ一連の工事が始まりました。
駐車場、ログハウス、造園と進んでいきます。

まずは畑に乗り入れるスロープを作ることからはじめました。これができないことには建機等が入れないため工事が進みません。

スロープの次は駐車場整備、砕石を搬入、ユンボで整地、ローラーで転圧の繰り返しです。

同時に休憩所からブルーベリー畑に下りる階段工事も始まる。U字溝を逆さまにして階段にしました。

駐車場整備がひと段落あと3月16日にログハウス建築。
国産間伐材のキットハウス、6畳+デッキ6畳の大きさ。
総勢10名で一日で完成させます。

土台の後は骨組み。

骨組み完成。

壁を組み付けた後、屋根工事。

完成まであと少し。

完成です。
8時に工事が始まって、完成したのはなんと3時過ぎなんというスピードだろう。
工事にあたった10名のみなさん本当にありがとうございました。

翌日からすかさず、塗装作業。これは外注でなく自前作業です。

ログハウスの完成を待って、造園工事開始。まずは大きな大きな敷石の位置決めからスタート。
敷石の大きさ1.6×1.2m 重さ1.5トンこれを8枚使いました。

次にケヤキ2本の植栽工事。
ケヤキの大きさは4~5m。

続いて外柵工事。

芝張り、家族総出で2000枚以上張り続けました。芝は高麗芝ではなく、自然な感じにこだわり野芝にしました。

最後にわが園のシンボル、木製看板を設置して終了。
この看板は手彫りで熊本の方に製作していただきました。園全体が締まります。

園の全景、なかなかいい感じです。

最後に造園工事をお願いした一景さんとお手伝いしてくださったお二人で記念撮影して工事終了です。
工事関係者の方々(土建屋さん、ログハウス屋さん、造園屋さん)本当にお世話になりました。自分の描いていたイメージの園を作ることができました。感謝感謝!

開園準備
2008.5~7

5月になって芝生もしっかり色づいて庭らしくなりました。絵になる風景、パンフレットに載せられるような景色になってきました。

黄昏時はまた違った景色、静寂の空気に包まれています。

少しですが花壇があります。あまり”花、花”といった目立つものはここにはふさわしくないのでひっそり可憐に咲くセージ、ハーブ系にしてみました。

少しですが花壇があります。あまり”花、花”といった目立つものはここにはふさわしくないのでひっそり可憐に咲くセージ、ハーブ系にしてみました。

自作のパンフレットの原稿も出来上がってきました。洗練されたものにはなってませんが、素人が作った手作り感が出ればいいのですが。

県道沿いに立てた看板。いまどきの看板は手書きではなくインクジェットなんですね。きれいに出来上がりました。かなり目立ってます。

そうこうしているうちにブルーベリーの一番果を見つけました。5月下旬、品種はレカ。

看板

家族で作った手作り木製看板。特にこどもたちが楽しそうに思いを込めて作り上げました。

マスコミ向けに一斉に情報発信。
一社でもいいから取り上げてくれることを祈ります。

キッチン

調理場の設備搬入、工事も終わりそれらしくなってきました。あとは飲食店営業許可の手続きをしていきます。

販売窓口に日よけ用のシェードを設置しました。

やりました。中日新聞はじめ新聞社4社に記事として掲載いただきました。。このあと雑誌社、放送局など続々と取材が続きました。

地元のFMおかざきの生放送にゲスト出演した時の写真です。

オープン前に大仕事が残っていました。防鳥ネットの設置です。総勢10名を超える応援をいただき本当に感謝です。

大勢の応援のおかげで1日ですべて張り終えました。これで鳥害の心配はなくなりました。

何回も何回も試作、試食を重ねたブルーベリー・フローズン。色合い、食味ともいいものに仕上がったと思います。オープンしてからは本当によく売れました。

フローズンと並んでもう一つの目玉、ブルーベリーかき氷。ブルーベリーの生果がふんだんに使ってあってこれも人気メニューになりました。

友達が贈ってくれた木製ブランコ。
これは完成直後の記念撮影。

これは地元の方々へのお披露目。
地元の理解なしには成功はありません、たくさん食べていってもらいました。

これは友人に開放し、バーベキューをやっているところ。あいにくの雨模様でしたが、なんとか予定通り行うことができました。

突貫工事で進めた第二駐車場が完成。これで合計42台の駐車が可能になり、当面駐車場の心配はなくなりました。

いざオープン
2008.7

友人・知人から続々と開店祝いのお花など頂戴しました。本当にありがとうございます。

看板犬マロンもスタンバイOK!
でもちょっと寝むそう??

エントランスのセッティング。
お客様を気持ちよくお迎えしたい。

ブルーベリーお土産

ここはお土産もの売り場。
やっぱりブルーベリーの生果が一番売れますね。

けやきの木

お客様の休憩スペース。
ケヤキが早く大きくなって木陰を作ってくれるといいのですが、今はタープを張ってここで休んでもらっています。

調理場は大忙し。
暑ければ暑いほど冷たいものの注文が入ります。注文が重なるとパニックです。

暑い中たくさんの方がブルーベリー狩りを楽しんでいらっしゃいました。

車もズラッとこのように並びます。
なぜか名古屋ナンバーと外車が非常に多いのが特徴的でした。

ブルーベリー狩り土日

土日になる休憩スペースはこのようにお客様であふれかえっています。座る場所もないくらいで、ちょっと申し訳ない気持ちです。

オープンして間もなく、CBCラジオのレポートドライバーが取材に来てくれました。

現在、生放送中。
緊張していたせいもあって持ち時間4分があっという間に終わってしまいました。

おかげさまで1ヶ月間で3300人のお客様のお越しいただき、大盛況のうちに予定よりも2週間早く、8月17日に閉園しました。お越しいただいたお客様、並びに手伝い・応援くださった方々に心からお礼申し上げます。

このブルーベリー観光農園に関心のある方は、オンライン「成幸するブルーベリー農園講座」を受講下さい。↓↓↓↓↓↓