6月
メドーラークサザンハイブッシュ


甘味酸味のバランスの取れた大粒品種
収穫時期 | 6月上旬~下旬 |
果実サイズ | |
甘味レベル | |
酸味レベル | |
育てやすさ | |
収穫量 | |
栽培開始時期 | 2022 |
栽培本数 | 14 |
■暫定版■
収穫して3年未満のため、随時追記、変更していきます。
【総評】
樹勢が強く頼もしい生育だが、その分収穫量は少ない傾向。サイズは大粒に属する。食味は甘味酸味がバランスが取れて美味しい。
良いものを持っている品種だと感じるが、その能力を発揮できていない。
【サイズ・美味しさ】
サイズは大粒だが特別大粒なわけではない。収穫量が少ない分全体的に大粒になっているともいえる。甘味と酸味のバランスの取れた上品な味わい。
同じ年デビューのサウスムーンが格別な美味しさだが、そのレベルまでは及ばないが、同質の食味のような気がする。
樹勢の強さはオーゼキブルーと似ているので比較すると、両者とも収穫量が少ない点が共通しており、果実サイズはメドー、風味・香りはオーゼキに軍配、食味は味わいが違うが引き分けか。
【収穫量・育てやすさ】
大関ナーセリーにありがちな「樹勢が強い=収穫量が少ない」がまさに当てはまる品種。
樹勢が強くて収穫量も多いハイブッシュ系はレカぐらいか。ジュエル、ミレニアも樹勢が強いが、デビュー後7~8年は収穫量少なく、10年目くらいから安定して収穫量が増えた。
樹形は縦に伸びる、この辺はオーゼキブルーと同じ。
【収穫期】
オープン週で十分堪能できる。オーゼキブルー、スージーブルーなどとほぼ同じ。
【最後に】
まだ初年度なので掴めない部分が多いが、収穫量が少ないところが気になる。潜在能力は十分備わっていると感じるので2年目以降に期待したい。ジュエルやミレニアのように年数を経れば収穫量が安定するかどうか見守るしかないかもしれない。大関ナーセリーのパテント品種。
(フロリダ大学育成)