【農作業時間短い、生産性が高い】ブルーベリー9つの魅力⑧

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こんにちは。
ここにしかない極上ブルーベリーの楽園オーナーです。

 

ブルーベリー9つの魅力8回目は

農作業時間短い、生産性が高いです。

 

この生産性の高さについては①ブルーベリーという果樹だから、という観点だけでなく、②観光農園だからという観点からもお話しします。

またひとつ前提として、ここでは日々の作業時間、効率性、いわゆるランニングコストに絞って書きます。混乱するので初期投資、事前準備などのイニシャルコストについてはのぞきます。

 

ブルーベリーゆえに効率的

僕は就農前に農業大学校で1年研修しました。そこでわかったことなんですが、収入は多いけれど作業時間も非常に長い作物が大半だということ。結局、生産性は低いということです。作業時間が短くて収益が高いという作物はほとんど存在しないという現実でした。

 

例えば、人気の高いイチゴですが、僕の記憶だと年間就労時間軽く2000時間を超えていた、またゆっくり休めるのは6月だけで年間を通して忙しいということです。

 

僕はこの辺、トヨタグループのデンソーで20年間働いたので、生産性については凄くシビアに検証しました。僕自身、サラリーマン時代に恐ろしいほど働いたので、いくら好きなことをやるとはいえ、サラリーマン時代と同じような労働環境はご免だという意識が強かった。

 

その点ブルーベリーは非常に短いです。先に述べた病害虫に強いことも大きな要因です。僕ひとりでブルーベリー1500本ほどを十分管理できますし、時間を持て余すほどです。6-8月のシーズン中は休みなしで働きますが、残り9か月間は週休5日で、ゆったり人生を楽しめます。

つまりメリハリのある働き方と言えます。

 

ただこれには次の2つの前提条件が付きます。①観光農園であること②養液栽培システム(自動潅水)を導入すること

 

誤解がないように言うのですが、ブルーベリーが良くて他の作物が悪いと言っているわけではありません。ただ作業効率面からはブルーベリー生産性が高いと言っているだけです。

 

好きだから作業時間なんて全然気にならないとか、やりがいや使命感があるとかいうのであれば、情熱込めてその作物に打ち込めばいいと思います。

 

摘み取り園

ブルーベリーの非効率的な作業のひとつに収穫作業があります。ブルーベリーはブドウのように房単位で熟しません。ポツポツと一粒ずつ熟すので、一個一個指でつまんで収穫しなければなりません。収穫後の選別や出荷作業を含めると相当な時間になります。

 

これを解決するのが、観光農園です。収穫はお客様がするわけですから、一連の収穫・出荷作業はなくなります。

摘み取り園の良さはもちろん、効率的だけでなく、お客様との交流などいろいろな魅力があるのですが、これについては別途お話しします。

 

養液栽培システム(自動潅水)

ブルーベリーは根が大変コンパクトなため、地中深くから水を吸い上げられません。ですから特に夏などこまめに水をやる必要があります。

これを手作業ですると膨大な時間が必要となってしまうので養液栽培システム(自動灌水)の設備は、お金はかかりますが設置すればかなりの省力化になります。

知られざるブルーベリーの魅力を熱く語ります。  ~情熱・脱サラファーマーの悠悠ライフ~

「ブルーベリーファームおかざき」は上の写真のようにポット(鉢)栽培で養液栽培システム(自動灌水設備)を導入しています。
手間がかからないのはわかったけれど、ちゃんと売上・収益は上がるのか?という疑問もあるかと思いますがその辺はまた投稿します。

養液栽培システムいつては別のページで詳しく書いていますので参照ください。
→養液栽培巣システムの概要へ

 

シーズンが夏なので暑さは避けようがありませんが、腰を曲げたり、力仕事はほとんどありませんので女性でも十分こなせます。現にブルーベリーの世界で著名な人は結構女性が多いのも事実です。

 

次回は皮ごと食べられて捨てるところがない」です。お楽しみに