9月の異常な暑さで、ブルーベリーの秋の成長が見込めない、、、

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こんにちは。
ここにしかない極上ブルーベリーの楽園オーナーです。

この9月は、統計を取り始めて125年で最も暑い9月になりました。

平年に比べると

日本全体 +2.7度

北日本 +3.1度
東日本 +3.1
西日本 +2.3

仙台 +3.9
東京 +3.4

数字を見れば、その異常さがわかります。

そして、ここ岡崎は+2.2度とまだマシな方。

それでも、うちの農園でもブルーベリーの生育に大きな影響が出ています。

うちの農園に限らず、全国から秋の生育が思わしくないという情報が耳に入ってきます。
とくに関東以北、日本海側で顕著なようです。

秋は、春に次いで生長期ですが、新梢がほとんど出ていません。
例年、若木・苗木ほどよく新梢が出るのですが、今年はほとんど出ていない。

写真でご覧ください。

↑ ラビットアイの17年モノ

ここについては、例年と同じ。この位、年数がたっていると秋に生育しないのは毎年のこと
従って、ラビットアイの10年もの以上は問題なし。

 

では問題なのは、、、

↑ ハイブッシュ系の畑

暑さに弱いので、秋の生育がほとんどない。

 

極まれに下の写真のように新梢がチラホラある程度↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

そして、本来イチバン著しく生育するはずの苗木はどうか↓↓↓↓↓↓↓↓

 

↑ 苗木は8月後半に秋の生育が始まりましたが、9月の異常な暑さで生育はストップした状態。

あと暑さのせいか、害虫が異常に多い。
新梢が出てもほとんど虫に食われる始末、トホホ、、、

↑ 新梢が虫に食われた様子

 

この苗木ハウスも、極まれに新梢は出ていますが、昨年に比べればほとんど無いに等しいレベル。

 

↑ 苗木も夏までの上手く生長してくれたので、今のところ大きな問題だとは感じていません。

 

というわけで、今週に入り一気に涼しくなりましたが、果たして9月に生長するはずだった分を10月以降に取り戻せるか?

これまでの経験から言うと

多少は取り戻せても完全に取り戻すことは無理。

イチバン高い可能性としては、もう秋の生長はぜずに、冬支度に入る。
花芽をつくるステージに入るのではないか?と予想しています。

今年のような極端な秋の高温ではないですが、9月に涼しくならず、気温が高い状態が続いた年は何度かありました。

近いところでは2019年9月も高温(今年よりも-0.5度)で、生育には難ありでした。

そのときは、秋の生長はほとんどない状態でした。
そして、来春や来夏の生育はどうだったかというと、特に問題はなかった。

考えが甘いかもしれませんが、来年に影響を持ち越さないことを願っています。

 

あと今年は枯れた株が多いのも暑さの影響か。

例年20-30株は、枯れるか、弱って切り戻し再生します。

ただ今年は2倍、50株くらいは交換する必要がありそう。

 

今年の夏から秋の異常な暑さの影響を見てきました。

ただ、ここ岡崎は、暑かったとはいえ、9月の平均気温全国+2.7度に対して+2.2度なので全国平均以下。

北日本、東日本が特に異常な暑さでしたので、その地方の方は心配だと思います。
ブルーベリーをしっかりケアしてあげてください。