【後編】早春の2次剪定・摘花作業マニュアル

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こんにちは。
ここにしかない極上ブルーベリーの楽園オーナーです。

前編お伝えした「2次剪定・摘花作業マニュアル」の後編です。

→前編はコチラへ

 

花芽を調整して、最適な収穫量を確保するわけですが花芽も適当にむしるわけではありません。

 

樹の成長を妨げないような、いや促進するような摘花にしていきたいですね。

その一例を紹介すると、、、

この枝は、どこの花芽を摘むか?

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このように花芽のすぐ後に葉芽がある場合そこではさみを入れます。

上の写真のはさみを入れている場所です。

枝の先端が葉っぱになり、光合成を促し成長を促進します。

 

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さて、この枝だったらどこではさみを入れますか?

 

 

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こういうことになります。

 

さて、2次剪定・摘花作業をもう一度整理すると

■弱々しい貧弱な枝を手でむしる。

イメージ的には爪楊枝以下の細くて短い枝です。

photo:01

↑先端にしっかり花芽が、、

 

photo:02

↑これは花芽2個

このような貧弱な枝で花芽がついている枝は必ず取りましょう。

良質な果実にならないし、ほっておくと実が熟して樹を弱らせます。

■多すぎる花芽を切る。

一つの枝に何個までとは一概に言い切れないのですが目安としてハイブッシュ系5個 ラビットアイ系10個以下と思います。

下の写真ご覧ください。

photo:03

写りが悪くてごめんなさい。
数字を入れておきましたがこの枝には7個花芽があります。

品種はサザンハイブッシュ系ジュエルです。
それほど太くて立派な枝ではありませんので2,3個減らす必要があります。

そこで、、、どこを減らすか?
下の写真ご覧ください。

photo:04

↑枝は先端が葉っぱの方が光合成などの関係で望ましいのです。
従って、上の写真で葉芽があります、ここでカットすると2個の花芽を減らせます。

ちょうどいいところに葉芽が無い場合は、花芽を手でむしるなり、適当な位置でカットすることになります。

また下の写真の様に一か所に花芽が複数密集しているものがよくあります。

photo:05

写真の品種はブリジッタです。

ほとんどの場合、このようになっている樹は花芽過多になっています。

両サイドの花芽はむしって、真ん中の立派な花芽だけ実にします。

 

photo:06

これは花芽が2個の場合これも小さい方をむしります。

このように作業自体は軽微なものですが、樹をじっくり観察しながらの作業ですので

結構神経は使うので意外にも疲れます。。

みなさま、参考になさってください。