【北海道視察】寺坂農園
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こんにちは。
ここにしかない極上ブルーベリーの楽園オーナーです。
9月29日から10月2日迄北海道視察をしていました。
メインは芦別の大橋さくらんぼ園と富良野の寺坂農園。
その他にも農業あるいは観光産業などうち農園の将来を考えるうえで重要な手掛かりとなる施設を巡ってきました。
前回は大橋さくらんぼ園さんをレポートしました。→コチラへ
今回は、寺坂農園のレポートです。
寺坂農園の近くに「カンパーナ六花亭」にも立ち寄りましたので、こちらから。
↑入り口に植えられているのは、なんとブルーベリー
地植えで立派いに育っていました。
中に入ると、、、
↑広々としたロビー
六花亭の商品がゆったり、さりげなく、オシャレに並べられていてさすが、、、という感じ。
ここにきて、何も買わないのはあり得ないくらい購買意欲を刺激します。
また窓の外から眺める景色が絶景。
↑ブドウ畑、加工用のブドウだと思います。
この日はあいにくの雨で、眺めが悪いですが、晴れていると富良野を一望出来て、きれいな山並もあって素晴らしい眺望が自慢だそうです。
このデッキにイスやテーブルもあり、六花亭のアイスクリームなどほおばりながら食べられます。
さて、寺坂農園の話に行きます。
寺坂農園さんを有名にしたのは次の2つ
この本がきっかけで全国区になりました。メディアの取材回数もグッと増えたのでは。
観光農園と通販というカタチは違いますが、お客様にダイレクトにつながるという点では、寺坂農園とブルーベリーファームおかざきにはかなりの共通点があります。だからこの本に大いに刺激を受け、感嘆しました。
私の「最強の農起業」よりも1年前の出版されていましたので、この本をひとつの目標にして執筆しました。
そして、順風満帆の時に起きたこの事件でも有名になりました。
メロンハウスに除草剤をまかれる。 →その記事へ
この事件は、同じ農家として心が痛みました。
その後、経営危機を乗り越えるためのクラウドファウンディングには、迷わず支援させてもらいました。
いまでは、除草剤事件当時よりも強固な経営基盤が出来上がり、さずがです。
↑ 寺坂さんとは、実の14年ぶりの再会。
東京で開催された本田健のセミナーで知り合って以来、SNSで交流はあったものの、リアルに会うのは14年ぶり。
再会してみて、まったく14年の歳月を感じさせないくらい会話は弾みました。
彼の会話は、以前にもまして言葉があふれてくる感じで、この14年間に喜びも悲しみもたくさん経験してきたことがよくわかりました。
それでは、寺坂農園を案内してもらったので、ご覧ください。
本業のメロンはもう終わっていましたが、、、まずはトマトハウスへ
↑ これはメロンを収穫し終わったあとにトマトを植えたもの。
トマトは本業ではないのに、これが実に美味しくて、うちの妻は、トマト好きですが、絶賛していました。
これも通販で飛ぶように売れるそうです。
↑ これはアスパラガス
クラウドファウンディングでアスパラを送ってもらったのですが、見たことがないくらい太くて肉厚のアスパラです。
↑ 倉庫ですが、メロンの季節はここにメロンがズラッとならんで、大勢の人が仕分け梱包する場所。
↑ これは寺坂さんが自前で建設したログハウス。彼の才能は多彩。
従業員宿舎です。
↑これは、通販や情報発信するIT部隊。6人くらいいました。
これだけ人を割いているのにビックリ。うちの農園では私ひとりきりですが、、、
ということで北海道視察は終わりました。
大橋さくらんぼ園と寺坂農園には共通点が2つあります。
1つは、北海道では異端児の農家であること。
農協ではなく、自ら販路を切り拓き、ブランド化している点。
こう書くと、かっこよく聞こえますが、異端児をやるのは相当な覚悟が必要です。
なぜなら、北海道で人と違うことをすることは、仲間外れにされてでも、自分の信じる道を突き進むことだから。
地域の中で軋轢を生みながらでも前に進むという、計り知れない莫大なエネルギーが必要なのです。
もうひとつは、栽培することにももちろん一生懸命だが、それ以上に「売る」ことに異常なまでにエネルギーを注いでいる点。
とくにネット関係による集客は、相当学びが深いし、集客のコツを心得ている。
この2点が共通点であり、他の農家とはまったく異なる長所といえる。
次の再会はいつになるかわかりませんが、さらに成長した姿を見るのが楽しみです!