【北海道視察】大橋さくらんぼ園

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こんにちは。
ここにしかない極上ブルーベリーの楽園オーナーです。

 

9月29日から10月2日迄北海道視察をしていました。

メインは芦別の大橋さくらんぼ園と富良野の寺坂農園。

その他にも農業あるいは観光産業などうち農園の将来を考えるうえで重要な手掛かりとなる施設を巡ってきました。

今回は大橋さくらんぼ園さんの紹介

→大橋さくらんぼ園のサイトへ

 

その前に立ち寄っったのが、、、

↑ ホクレン くるるの杜

豊かに広がる農村空間で、北海道の食と農にふれあえる広場、それがくるるの杜、、、ということです。

 

コロナ禍だからかもしれませんが、農業体験どころかレストランや売店もお昼、あるいは土日営業のみで

にぎわっている感じはなかった。

ホクレンのような農業系の資本が経営しているので、あまりオシャレ感はなく、洗練されたイメージもない。
よくありがちな施設というイメージを免れない。

民間資本だったらもっといいものに仕上がるのに、いや僕だったらこうするのみたいなものはいくつも感じた。

 

唯一、直売所だけはにぎわっていました。

 

↑ここは、北海道らしい、というか北海道ならではの農作物が揃っていて楽しかった。

 

さてさて、大橋さくらんぼ園は 面積5ha スゴイ!さすが北海道サイズ!

ちなみにうちは0.8haですから、6倍以上の広さ

ここは、うちとは比べものにならないくらい老舗の観光農園。

コロナ前の集客力も凄かったようです。

 

 

↑結構、斜面が多く、作業性は悪いと想像します。

今は、ビニールかけてないけど、これにすべてビニールかけるのは相当大変な作業です。

ちなみに驚くことが多いのですが、、、

夏のシーズンは、バイトさんを含めると40-50人規模のスタッフが働いています。(うちは10人程度)

あと駐車場の収容能力も500台(うちは40台程度)

規模が格段に大きい。

 

ただ現在は、その規模の大きさが足かせになっているとのこと。

要はコロナ禍で客足が半分以下になっているからです。

もともとインバウンドが半分近くを占めていたのが、ほぼゼロなわけで、今は耐えるしかないと言われていました。

 

 

 

左がオーナーの大橋様

初めてお会いしましたが、厳しい経営状況の中、温かく迎えていただき感謝です。

 

あと、とても印象深かったのは、北海道は温暖化の影響でかなりダメージを受けているという話です。

以前はゆっくり雪解けが進んでいたのが、ここ10年くらい前から、3月に一気に暖かくなり急速に雪解けが進む。
そのまま暖かくなるならいいのですが、4月に寒気がやってきて、花芽の成長が進んだところへ、寒気で花がダメになり
収穫量が減ってしまうという現象が頻発しているそうです。

いろいろな対策を講じて改善されているようですが、まだまだ予断を許さないとのこと。

この辺は、僕自身も雨が多い年が3年続き、悩みが絶えないのと同じで、、、
農家としてとても共感できる部分でした。

 

次回は寺坂農園を訪問した時のレポートします。