11月23日【海外講演】感動的な台湾講演でした!
◎成幸するブルーベリー農園講座2018
【全3回すべて満員御礼!】
台湾中央政府から招聘され、講演しました。
「台日地方創生政策交流会議」in台北
【初の海外講演が滞りなく終了】
海外で通訳を介してのしゃべり、中国語での冒頭の挨拶など、初めて尽くしで、いつもになく緊張感の漂う講演会でした。
基本的な講演の内容は、いつもとさほど変わりはないのですが、次の3つを特に強調してきました。
①行政とのかかわり
いつもは話さない、行政とのかかわりについて話してきました。
ブルーベリー狩り観光農園を始めるために3つの大きなハードルがあると私はいつも言っています。
・農地取得
・開業資金の調達
・家族、特に奥様の了解
この中の家族の了解は、ご自分で頑張る
しかないのですが
農地と資金については、ぜひとも法律の整備を含めた行政のサポートが必要だと訴えてきました。
私のセミナーに参加する方は、非農家の脱サラ組が多い中で
農地取得は大きなハードル。ヤル気のある人が少しでも農地を容易に借りられるような仕組みが必要。
そして資金も同時にヤル気のあるひとに貸し付ける必要性を伝えてきました。
農地と資金のサポートがあれば家族の了解も得やすいのではないか
そう考えます。
②これからの農業の在り方
そして、これからの農業は自らの作物をブランディングしてお客様と直接つながれる
農業にしなければ先細りだと、、、
観光農園はお客様とつながれるひとつの手法であって、選択肢はいくつもあります。
ネット通販、宅配など、、、、
直接お客様とつながれる農業の推進も訴えてきました。
残念ながら、台湾には日本統治時代に組織された農協が存在します。
日本の状況と同じで、この現状の仕組みを変えていかなければ、どんどん衰退していくでしょう。
③カッコいい農業への変革
ダサい農業では、後継者が集まりません。
儲かって、モテて、カッコいい農業への変革がぜひとも必要だと。
ブルーベリー狩り観光農園なら、、、
ラク、儲かる、華やか、モテるがすべて手に入りますと伝えてきました。
ふざけているわけではなく、真面目に必要なことなのです。
そんな話を力説していたら農水省の局長が関心を示されていたので
少しはお役に立ててかなと。
最後に私の講演のビデオを仲間に見せて勉強すると局長が言われていたので
台湾でのブルーベリー狩り観光農園にダイレクトに結びつかなくても台湾農業が少しでもいい方向に変わって
くれればホントに台湾に来たかいがあったと感じています。
ですが、自分にできることは、精一杯お伝えしてきました。農水省の局長がかなり関心を示してくださり、動画を関係者に見せると言ってくれました。台湾でのブルーベリー事業のきっかけになれば、嬉しいですね。
また驚いたのは、陳さんという女性の地方創生担当大臣が、わざわざむこうから握手と名刺交換をしてくださり、お昼も隣の席で会食させていただいたこと。この陳大臣は、台湾では誰もが知っている有名な大臣だそうです。日本ではあり得ないです。
これはホントに驚くと同時にとても嬉しかったです。これだけ気さくに接してもらえると台湾を大好きになりますよ。まずは取り急ぎご報告まで。