ブルーベリーはどんなフルーツ


ブルーベリーの特性

  • ツツジ科に属する低木果樹。
  • 野生種は熱帯山岳地帯から温帯、亜寒帯まで分布。
  • 現在の栽培種はアメリカ北東部から南部フロリダの広範な地域で自生している数種類の野生種が改良されたもの。
  • 日本でも徐々に人気は高まっているが、日常的なフルーツとなっている北米、欧州に比べると日本の需要・生産量とも極少量。
  • ブルーベリー=ジャムとイメージされる方が多いのですが、完熟した生果は本当に美味しく、ひとりでも多くの方に美味しいブルーベリーを味わっていただきたいと思っています。
ブルーベリー 特長
ブログにブルーベリーの魅力について詳しく投稿していますのでご覧ください。

          →ブログ「ブルーベリーの魅力」へ

ブルーベリーの効能



ブルーベリーの品種

系統 特長 当園の栽培品種
北部ハイブッシュ
  • 主に寒冷地向けの品種。日本では長野・北関東以北が適地とされている。
  • 香りと風味、酸味と甘味がが調和した優れた果実品質を誇る系統。
スパルタン、プル、ヌイ、レカ、デューク、ブリジッタ、レイトブルー、ブルーレイ、チャンドラーレガシー、ブルークロップ
南部ハイブッシュ
  • 暖地向け品種。日本では関東以西の太平洋側、及び西日本が適地とされている。
  • 暖地での北部ハイブッシュの果実品質を実現させた比較的新しい系統
オニール、ミスティー、シャープブルー、ミレニア、バルメット、フロリダスター、サミット、アクアシェル
ハーフハイブッシュ
  • 極寒冷地向け品種。日本での栽培実績は少ない
なし
ラビットアイ
  • 地向け品種。適地は南部ハイブッシュと同じ。
  • ハイブッシュ系に比べ土壌適用性、耐暑性、耐乾性に優れ強健で豊産な育てやすい品種。食味はハイブッシュ系に比べ甘味が強い。
ブライトウェル、ラヒ、マル、パウダーブルー、プレミア、ベッキーブルー、ノビリス、ティブルー、ハーモニー、バルドウィン、メンデイトオクラッカニーフクベリー、ホームベル

ブルーベリーファームおかざきの栽培品種の特徴

当園では約30種類のブルーベリーを栽培しています。その品種別の特徴をまとめてみましたので参考までにご覧ください。

ブログで品種毎の詳しい紹介をしています。以下クリックください。

  →ノーザンハイブッシュ系(6~7月)

  →サザンハイブッシュ系(6~7月)

  →ラビットアイ系(7~8月)


ブルーベリー完熟果の見分け方

ブルーベリーは青くなってから5日ほどしないとおいしくありません。
完熟果の見分け方を3つのポイントに絞ってまとめてみましたので以下のファイルをご覧ください。

 →完熟果の見分け方PDFへのリンク

ブルーベリーの育て方


<年間スケジュール>
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
落葉 開花   収穫 紅葉 落葉
作業 施肥
植付け
剪定
水やり 3日に1回 毎日 1日に2回 毎日
 
<ブルーベリーの特性を踏まえた栽培のポイント>
原産地は北米のため、必ずしも日本の風土には適していません。従って庭にとにかく植えておいただけではほとんど育ちませんので、原産地に近い環境を整えてやる必要があります。ポイントを以下まとめてみました

ポイント 解説 アドバイス
2種類の品種を植える
  • ハイブッシュは1種類で受粉しますが、ラビットアイは別の品種の花粉の方がよく実を結びます 
ラビットアイの中で異なる品種を隣に植えて下さい。
水はけが良いこと
  • これが最大のポイントです。水はけの悪い土壌ではまず生育しませんし、逆に根腐れの原因となり枯死することも多々あります。
  • 潅水しても水がサッと引くような土壌が必要。粘土質の土壌であれば十分な改良が必要。
ピートモスあるいはブルーベリー用培養土を購入してたっぷり与えてください。鹿沼土、赤玉土を混ぜても効果的です。水やりの手間さえ惜しまなければ鉢栽培の方が水はけが良くなりお薦めです。
こまめに水を与えます
  • ブルーベリーは水で育つというほど水が好きです。特にハイブッシュ系は夏に水が切れると枯死する可能性が高くなります。
  • 水はけはいいが、水持ちもいいという一見相反する土壌が最も相応しい土壌です
春から秋までは雨の日以外毎日潅水してください。特に夏場は2~3回の潅水が必要です。マルチをして保湿効果を高めるのも効果的。
酸性を好む
  • 通常植物は弱酸性(pH6.0程度)を好みますが、ブルーベリーはpH4.5~5.5の強酸性を好みます。
  • 日本でこの環境を整えるのはピートモス(酸性)を投入するしかありません。
ピートモスを使ってください。また肥料は硝酸態窒素よりもアンモニア態窒素を多めに与えてください。また酸性を維持するため定植2年目以降は週に1度を目安に10Lの水に10ccのお酢を混ぜた水をたっぷり与えて下さい。

実の付きすぎに注意
  • ブルーベリーは苗木の頃から非常に多くの花芽を付けます。剪定しないですべて実を結ぶと樹が弱って枯れることもあります。
冬場に半分以上枝ごと落とします。剪定方法は下記参照。
肥料を与えすぎない
  • 強い肥料は必要ありません。アンモニア態窒素を好んで吸収します。鶏ふん、牛ふん等を与えると枯れる場合があります。
最近はブルーベリー専用の肥料を販売していますのでお勧めします。

<剪定方法>
ブルーベリー剪定方法

印刷用にA4 1枚にまとめてあります以下をクリック
  →ブルーベリーの育て方PDFへ 

ブルーベリーファームおかざきの栽培法

一般的には上述のようにブルーベリーを地植えしますが、当園ではブルーベリーの最適な生育環境(原産地に近い環境)を確保するためにポット液肥栽培をしております。これについて以下説明します。
ポット液肥栽培の特長
<ポット・特殊培地・点滴潅水>

①排水良好、気相十分→根の生長促進

②移動が容易      →生長に応じた植栽密度変更
                ハウスへの移動 

③隔離栽培      →病気の蔓延少ない

④点滴潅水       →コントローラーによる自動潅
                水、自動給液

以上よりブルーベリー生育に最適な環境整備が容易なため地植えに比べ生長スピードは2~3倍早い。
ブルーベリー ポット栽培
ブルーベリー 養液栽培

ブルーベリーの四季

四季によっていろいろな表情を見せてくれるのもブルーベリーの魅力のひとつです。
芽吹き、開花、新

3月に目を覚まし4月に入ると少しずつ開花が始まり、ゴールデンウィークには満開になり、ミツバチたちが蜜を求めて飛び回ります。花が終わると今度は新緑、次々と新しい梢が展開し、生命の息吹を感じる春です。
ブルーベリー 花
生長、深緑、実り

梅雨の時期はグイグイ生長しますが、長雨になると病気、害虫の被害が発生し目を離せません。梅雨明けの7~8月は収穫の最盛期、次々と熟した実を収穫していきます。ただ最近は猛暑が心配でそうならないことを祈ります。
ブルーベリー 実り
花芽、冬支度、紅葉

10月まではどんどん生長します。また生長しながら来年の花芽を準備するのもこの時期でちゃっかり冬に備えた冬支度です。11月の後半に入るとようやく紅葉が始まり樹の生長もとまります
ブルーベリー 紅葉
落葉、花芽生長、剪定

12月から落葉が始まりますが、ラビットアイ系はほとんど落葉せずに冬を越してしまいます。冬の間にも花芽は生長し、どんどん大きくなっていきます。また春に元気一杯芽吹くように剪定してやるのもこの時期です。
ブルーベリー 花芽

ブルーベリーのレシピ

これほど調理・加工しやすいフルーツは他にはありません。スーパー・コンビニに行くと続々とブルーベリーを使った新製品が発売されています。オリジナルのレシピを研究中ですが、まずは提携農園・福岡県「ブルーベリーの村」のレシピのご案内します。一度覗いて見てください。
 「ブルーベリーの村」ホームページのレシピへ →